梅雨明け

【東北北部の梅雨明け予想】2020年はいつ?平年との比較を気象予報士が解説

東北北部の梅雨明け予想!2019年はいつ?平年との比較を気象予報士が解説

 

こんにちは。気象予報士のともみです。

 

梅雨の季節は、雨が降ったりやんだり。

天候は日常生活はもちろん、農業や漁業などにも影響を与えるので、梅雨明けの時期が気になるところですよね。

 

今年はいつなんだろう?
くまさん
Tomomi
気になるよね

 

2020年の東北北部の梅雨明け時期を、平年と比較しながら予想したいと思います。

東北北部とは以下の3地域です。

  • 青森県
  • 秋田県
  • 岩手県

 

それでは、見ていきましょう。

 

【関連記事:九州北部の梅雨入りはいつ?平年と比較

 

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東北北部の梅雨明けの平年はいつ?

【東北北部の梅雨明け予想】2020年はいつ?平年との比較を気象予報士が解説

 

東北地方の北部(青森県、秋田県、岩手県)の梅雨明けですが、

平年だと、7月28日ころです。

 

7月の終わりころなんだね。

でも、どうやって、梅雨明けを判断しているんだろう?

くまさん
Tomomi

東北地方の梅雨明けは、仙台管区気象台の方が、

次の条件を判断して発表しているんだよ。

 

  • 雨が2日以上続いていた後、前日と本日が晴れ
  • 週間天気予報で5日以上が晴れ(または一部曇り)
  • 梅雨前線が北上し、戻ってこないと判断されている

 

上の条件がそろうと、

仙台管区気象台の方

「梅雨明けしたとみられる」

 

と発表します。

 

「梅雨明けしたとみられる」と表現するのは、なぜだろう?
くまさん

 

梅雨が明けたのか、単に梅雨の晴れ間なのかの判断が難しいため、

数か月後に天候を振り返って、梅雨明けの日にちが変更されることがあるからです。

 

そうやって、気象庁の方は、

しっかり吟味して梅雨明けの日にちを決めているので、

過去の平年日である7月28日は、

2020年の梅雨明けを予想するのに参考にすることができます。

 

Tomomi

しかも、この7月28日という平均のデータは、1951年からの記録にもとづいているんだよ。

そんなに長い期間のデータの積み重ねがあるって、すごいね。
くまさん

ここではこのデータを使って、2020年の東北地方の梅雨明けの時期を予想したいと思います。

 

2020年の東北北部の梅雨明け時期はいつ?

【東北北部の梅雨明け予想】2020年はいつ?平年との比較を気象予報士が解説

2020年の東北北部の梅雨明けの時期ですが、結論から先に言うと、7月20日から8月3日頃ではないかと予想します。

 

その理由は以下の2つ。

 

  1. エルニーニョ現象の影響は無し
  2. 例年の平均と2000年以降の傾向

 

1. エルニーニョ現象の影響は無し

ココがポイント

エルニーニョ現象とは、

日本のはるか遠く南米ペルー沖の海面水温が上昇する現象です。

 

ペルーって遠いから、日本に関係なさそう・・・

と思ってしまいそうですが、実は、エルニーニョ現象は日本の天気にも影響を与えます。

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詳しくは下の記事をチェックしてください。

エルニーニョ現象とは?

 

エルニーニョ現象のとき、日本では、暖冬&冷夏になりやすいと言われています。

 

そして、もうひとつ、一部の地域の梅雨明けの時期が遅くなると言われています。

 

ただ、下のグラフを見てわかるように、その一部の地域というのは西日本に多く、東北地方は例年とそこまで変わらず影響はあまりありません。

 

東北北部の梅雨明け予想!2020年はいつ?平年との比較を気象予報士が解説

引用:気象庁

 

 

そのため、北陸地方の梅雨明け予想には、エルニーニョ現象の影響を考えずに、平年値と2000年以降の平均を参考に予想したいと思います。

 

2. 例年の平均と2000年以降の傾向

 

 

2020年の東北北部(青森県、秋田県、岩手県)の梅雨明けの時期を予想するために、過去のデータを参考にしてみていきますね。

 

 

1951年からの平均では、7月28日でしたが、もっと最近、2000年以降の平均も気になるので、平年値はどうなるか調べてみます。

 

ということで、2000年以降の梅雨明けデータはこちら。

 

梅雨明けの日にち平年(7月28日)との差
2000年7月27日ごろ-1
2001年
2002年7月25日ごろ-3
2003年
2004年7月22日ごろ-6
2005年8月 4日ごろ+7
2006年8月 2日ごろ+5
2007年8月11日ごろ+14
2008年8月 5日ごろ+8
2009年
2010年7月18日ごろ-10
2011年7月 9日ごろ-19
2012年7月26日ごろ-2
2013年8月10日ごろ+13
2014年7月25日ごろ-3
2015年7月29日ごろ+1
2016年7月29日ごろ+1
2017年
2018年7月19日ごろ-9

*梅雨明けの日にちが「‐」となっている年は、梅雨明けの日にちが特定できなかった年です。

 

平年の7月28日との振れ幅が大きい年が多いね。
くまさん

 

平年(7月19日)より早かった年を-(マイナス)、

遅かった年を+(+)として、

2000年以降を計算してみると、-15

 

それを2000年~2018年の19で割ると、-0.789・・・・

小数点第2位以下を四捨五入すると-0.8

 

つまり2000年以降の平均は、平年(7月28日)より0.8日早いので、7月27日頃ということになります。

平年とほとんど変わらないね。

くまさん

この傾向が2020年も続けば、東北北部の梅雨明けは、7月20日から8月3日頃と予想します。

 

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大学在学中に気象予報士に合格。 ほかに防災士や化粧品検定1級にも合格。   天気の豆知識や、災害への備え、防災対策、気候にあわせた服装など役立つ情報を発信しています。

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