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【九州北部の梅雨明け予想】2020年はいつ?平年との比較を気象予報士が解説

 

 

梅雨の時期って、お洗濯ものが干せなかったり、

水回りにカビが生えやすかったり・・・

 

特に九州地方は、豪雨が起きやすいので、

防災の意味からも梅雨明けの時期が気になりますよね。

 

Tomomi

そこで、ここでは、

2020年の九州北部の梅雨明け時期を、

平年と比較しながら予想したいと思います。

 

九州北部とは以下の6地域

  • 山口県
  • 福岡県
  • 大分県
  • 佐賀県
  • 長崎県
  • 熊本県

地理的には、中国地方の山口県ですが、

天気の区分では、九州北部に属します。

 

それでは、見ていきましょう。

 

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九州北部の梅雨明けの平年はいつ?

梅雨入りとは?わかりやすく気象予報士が解説

 

九州北部の梅雨明けを宣言するのは、

福岡管区気象台です。

 

そして、梅雨明けの判断基準は以下のようになっています。

 

 

  • 雨が2日以上続いていた後、前日と本日が晴れ
  • 週間天気予報で5日以上が晴れ(または一部曇り)
  • 梅雨前線が北上し、戻ってこないと判断されている

 

この基準をもとに福岡管区気象台の方が、

「梅雨明けしたとみられる」

と発表します。

 

ちょっと、遠慮がちな発表だね。

 

Tomomi

梅雨明けの判断は、なかなか難しいんだよね。

だから、数か月して9月くらいに見直して、

梅雨入りや梅雨明けの日が変更されることもあるんだよ。

 

こうして発表された九州北部の梅雨明けの平年は、

7月19日ごろとなっています。

 

ちょうど小中学校の夏休みが始まるころだね。

 

この平年の値は、1951年からの統計データに基づくものなので、

さらに2000年以降のデータに絞ってみていきたいと思います。

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2020年の九州北部の梅雨明け時期はいつ?

梅雨あるある体験談!クスッと笑えて共感してしまうこと

 

2020年の九州北部の梅雨明けの時期を予想するために、

過去のデータを参考にしたいと思います。

 

1951年からの平均では、7月19日でしたが、

もっと最近、2000年以降の平均も気になるので、

平年値はどうなるか調べてみます。

 

ということで、2000年以降の梅雨明けデータはこちら。

 

梅雨明け平年(7月19日)との差
2000年7月17日ごろ-2
2001年7月19日ごろ0
2002年7月21日ごろ+2
2003年7月31日ごろ+12
2004年7月11日ごろ-8
2005年7月17日ごろ-2
2006年7月26日ごろ+7
2007年7月23日ごろ+4
2008年7月 6日ごろ-13
2009年8月 4日ごろ+16
2010年7月17日ごろ-2
2011年7月 8日ごろ-11
2012年7月23日ごろ+4
2013年7月8日ごろ-11
2014年7月20日ごろ+1
2015年7月29日ごろ+10
2016年7月18日ごろ-1
2017年7月13日ごろ-6
2018年7月 9日ごろ-10

 

 

平年(7月19日)より早かった年を-(マイナス)、

遅かった年を+(+)として、

2000年以降を計算してみると、-10

 

それを19で割ると、-0.5263・・・・

小数点第2位以下を四捨五入すると-0.5

 

つまり平年(7月19日)より0.5日早い、

7月18.5日頃ということになります。

 

平年とほぼ一緒!!

 

Tomomi

ということで、

2020年の梅雨明け時期は、

7月18日の前後1週間の範囲となる、

7月11日~7月25日ではないかと予想します。

 

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大学在学中に気象予報士に合格。 ほかに防災士や化粧品検定1級にも合格。   天気の豆知識や、災害への備え、防災対策、気候にあわせた服装など役立つ情報を発信しています。

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